マーゼンプロダクツは1924年の創業以来、安全ピンをはじめ
クリップ、名札パーツなどの留め具を中心に、企画・開発してきました。
またOEM/ODMとして顧客ブランドによる留め具の設計・製造を行い、
様々な業界のお客様に採用されています。
企画・開発から製造まで国内工場で一貫して行い、
「留める」をキーワードに”MADE IN JAPAN”の名に恥じない
ものづくりを続けていきます。
MADE IN JAPAN 匠の技
安心品質の国産安全ピン
戦後名古屋で始めた安全ピン作り。1957年安全ピン製造の自動化に向け研究を開始し、数年の歳月をかけ 製造からメッキまでを安定した品質で大量生産を行うことに成功しました。 現在では名札や缶バッジの留め具として、またクリーニングでの タグ留など多くの業界にてご利用いただいており、 2021年東京オリンピックでの各種競技においてもゼッケン留としても ご使用いただきました。 現在でも国産の鋼材を材料として使用し、愛知県・岐阜県の弊社工場にて 製造しています。
こだわりの針先とメッキ
各種ピン類の針先は社内の職人の手による研磨で作られています。 針の先端は砲弾型の形状をしており、スムーズな布通りを 実現するとともに、曲がりや折れに強い形状となっております。 またメッキは社内で専用のラインを設置することで、 針先まできちんとメッキがつく工夫や、製造日の気温や湿度に応じた 調整を行うことで、錆びに強い品質を実現しています。
国内一貫生産
わたしたちは企画・設計から製品の製造、さらには必要に応じた製造設備までを自社で開発し国内一貫生産を実現しています。
すべての工程を自社で行うことで、製品開発時における「開発スピードの迅速化」、「品質の源流管理」を実現し、高品質な商品を安定して供給する体制を確立しています。
ばねから設計・製造
現在、わたしたちは数百品目のクリップを製造しています。
そのすべてがばねから自社で設計したものを使用し、目的や用途に最適な"グリップ力"や"硬さ"を実現しています。
「安心品質」「低価格」の両立を目指して
安全ピンをはじめ、クリッキーやバンドクリップなど 弊社の主力商品では樹脂の部品からばねまでを社内で製造し、 自社製設備を使用して組付けを行っています。 また各種クリップ類など組付けを行う必要がある製品に関しては治具を 製品ごとに制作することで、人の手での組付けを行う際には 一定の品質を担保できる仕組みを構築し、 「国産の安心品質」と「低価格」の両立を実現しています。
用途に応じた材料選定
わたしたちは金属製品、樹脂製品どちらも得意としています。戦後始まった安全ピンつくり。 当初は鉄を使用した製品のみでしたが、用途やお客様の要望にお応えし、ステンレス製・真鍮製と金属の加工・製造技術を習得。さらには自社で行うメッキ技術も、それぞれの材質・用途に応じ技術の幅を広げてきました。 また製品ラインナップではクリップにおいて筐体やばねを金属タイプ・樹脂タイプをお選びいただける製品群を揃え、お客様のニーズに合ったご提案を行っております。
最近では各種バイオプラスチックによる試作研究を積極的に行い、環境負荷低減を社内外に推進しています。
開発スピードの向上
3Dプリンタを活用することで、アイディアをすぐに具現化し、自社内またはお客様との間で製品イメージを確認しあい 金型製作を行っています。 また留めるときの”カチッ”という図面からは伝わらない フィーリングのようなところも金型製作前に把握することで 金型製作時の修正を極力減らし、短納期・コスト削減を実現しています。
セキュリティリスクの低減にも
3Dプリンタを自社で保有することで、設計段階でのカタチを見る場合でも、外部へのデータ共有を行う必要がなくなり情報漏洩を防ぐことにも一翼を担っています。
わたしたちは、「留める」をキーワードにオリジナル製品を作るととともにお客様の”留める”課題を解決すべくOEM/ODMメーカーとして、文具・アパレル業界等多くの業界のお客様とともに歩んでまいりました。 オリジナリティーにあふれた高機能かつ高品質の留め具をお客様にお届けすることを第一に、わたしたちは製品開発、生産、品質管理すべてにおいて常にチャレンジし続けていきます。
これらの商品をどこかで見かけたことはないでしょうか?
上段の製品は主に名札やポケットポーチに。
中段の製品は店舗やオフィス、工場での表示具に。
下段の製品はブランケットや帽子の落下防止に。
これらはすべてわたしたちが開発し、生み出した製品たちです。
それぞれ社会や時代の変化に合わせ、その時々に求められているものをカタチにしてきました。
これからも世の中にない新しい製品を生み出し、次の100年に繋げていきます。